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2009/05/13

民間移管された[いまふくゆうゆう保育園]の視察と、公立保育所の民間移管反対の直接請求

Img_0310_4ここはこの3月まで公立今福保育所でした。4月から民間法人に移管されて「いまふくゆうゆう保育園」としてスタートしています。
尼崎では、2年前に、公立保育所の30箇所を9箇所にする移管基本計画および、たとえ法人移管が認められたとしても、その後の移管ガイドライン及び保育の引継ぎの期間およびその内容をめぐって、父母の会と尼崎市が実質的に昨年の4月以降、話し合いができない状態です。父母の会との信頼関係ができなかったことに、尼崎市の対応にも責任があります。
 大島保育所父母の会は、08年1月の白井市長説明会で、市が示す「選考委員会の構成」「選考ガイドライン」に対して、父母の会側の要望が認められないまま移管スケジュールが強引に進められるとして、昨年の6月に「民間移管は違法」として移管差し止めを求めて裁判所に提訴。さらには、9月に父母の会の要望に再回答した市の内容
を不満とし、父母の会は、判決を待たないまま市長に対して移管廃止の条例改正を求める住民直接請求を今年の3月に起こしました。この4月に、約14000筆で成立し議会で審議されます。

、移管を賛成した私からすれば、この2年間は、いい勉強になりました、父母の会の反対運動は、たとえ公立保育所が民間移管されるとしても、受諾する民間法人の選考基準や引継ぎまで、子供の立場にたってほしいとの願いであり、それは一定の尊重はされるべきです。市のガイドラインや引継ぎの期間が変わったことは、この反対運動の成果であったと思っています。

 そこで、この審議に臨むにあたって、この4月に民間法人に移管されたばかりの「いまふくゆうゆう保育園」(旧公立今福保育所)では、大島父母の会が懸念する、全保育士の交代によって保護者や子供に精神的な不安を与えない引継ぎができているのか、調査をしたいと思い、急遽、お訪ねしました。

応対してくれたのは、現園長のふじさわ先生(元尼崎市立保育所所長)、法人事務長の武田さん、4月以降も毎日訪問(常駐)しては保育の引継ぎを担当している、元今福保育所所長のふじの先生です。二人とも、H15年からの5箇所の保育所の民間移管時の所長だったので、移管するにあたって、園児や保護者に不安がないように配慮してきた経験をお持ちの方です。ですので、いい意味での引継ぎができる方法が熟慮できる立場です。
 この旧今福保育所での保育の質を継承し、民間の職員は学ぼうとの姿勢で、担当する民間法人の保育士とのミーティング、保護者への幾度とない報告や協議(三者協議)など、ほんとうに満足のいく引継ぎができるように努力されていることが伺えました。二人ともベテラン保育士リーダーであるがゆえに、何をしなければならないのか、良く分っておられました。
 ふじの先生いわく「自分でいうのもなんですが、保護者から信頼されて本当にスムーズに言っています」とのことです。率直な思いだと受け止めました。武田事務長からは、法人「来夢」という名前のように、この保育園に掛ける夢みたいなものも伺えた気がします。「自然のぬくもりのある木造の保育園を建設したかった。何度も尼崎市と話し合いをしましたが、認めてもらえませんでした。それでも、鉄筋ですが内部は木をたっぷり使った保育園にしたいと思います(市が提供する別の場所に竣工。来年の春に完成予定)。尼崎市の法人の選考ガイドラインは、我々にとって10年以上の経験保育士を雇用するなど、ハードルが高いものが求められました。1時は断念も考えましたが、それでも受けてよかった」とのことです。広場では男子保育士さんの元気な声も聞けました。公立保育所にはない風景ですし、尼崎市がそういう人を雇用できるには、いまの人員からすれば、何年もかかるでしょう。元市立公立保育所長だった藤沢園長は、「この地域は高齢者が多いので、保育園と高齢者との交流をすすめていきたい。公立保育所の経験から学んだものは多いが、保育運営が均質化されるぶん、所長の求める保育ができない面がある。公立で培った保育の質を伝えるには若い保育士はの見込みが早い。子供の人権などについては丁寧に指導しているが、真っ向から受け止めてくれている。」とのことです。これに良く似た発言は、他の公立保育所長から民間の園長になった方からも聞きました。

 いよいよ明日には直接請求の審議が健康福祉委員会であります。民営化に反対する立場からの本を出されている垣内国光先生(「民営化で保育がよくなるの?」)や「保育園民営化を考える」「変わる保育園」(岩波ブックレット)など、民営化に問題ありの立場からの本を何冊も読まさせていただきました。それらに共通なものに、移管をするとするならば、よりよい民間移管をしてほしいとの意見も述べておられます。それらを参考に、反対されている方の思いを大切に、どうゆう民営化がいいのかの立場で、議論をしたいと思います。

「民間委託・移管の最低10か条」

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